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不況下の物価上昇

2008/06/15 15:41

 

16

(月)

会議

日・デンマーク環境相会議

     

月例経済報告関係閣僚会議(6月)

     

農商工連携サミット

   

統計

5月のマンション販売戸数

     

資金循環統計

     

首都圏新規マンション発売-5月(前年比-29.70%

     

消費者物価指数-5月(前年比3.30%)

     

NY連銀製造業景気指数-6月(-3.2)

     

NAHB住宅市場指数-6(19)

   

発表

キリンビバレッジの紅茶

     

NTTデータとフジスタッフが合弁設立

     

ホンダ、燃料電池車の生産開始式

     

日産中国合弁事業説明会

     

NEC、環境経営ビジョンの進捗と達成に向けた説明会

     

富士通、ビジネスプロセス管理のソフトウェア

     

東証、ミニTOPIX先物を上場、取引初日

     

大正製薬、禁煙パッチ薬発表会

17

(火)

会議

経済財政諮問会議

   

会見

経済同友会代表幹事会見

   

統計

第三次産業活動指数-4月(0.30%)

     

工作機械受注-5月(前年比/確報値1.40%)

     

消費者物価指数-5月(前年比3.00%)

     

ZEW景況感調査-6月(現況38.6)

     

欧州ZEW景況感調査-6月(-43.6

     

米経常収支-1Q-1729USD

   

発表

Firefox3発表会

     

ミツカン食のフォーラム

     

東京おもちゃショー概要

     

スバル、「エクシーガ」発表会

     

VW、ゴルフ新モデル追加

     

ヤマハ、小型オーディオレコーダー

     

日本ガス協会 高効率給湯器の標準化に向けた活動状況説明

18

(水)

会見

地銀協会長会見

   

説明会

ウィンドウズモバイル

   

統計

4月展望リポート&5月分

     

景気動向指数4月改定

     

百貨店売上高(5月)

     

半導体製造BBレシオ

   

発表

NECエレ、ブルーレイ対応のワンチップ半導体

     

日本サムソン、お手軽大型液晶ポスター制作・表示システム

     

三洋電機、業務用プロジェクター新製品

     

石油情報センター 石油製品市況の週間動向調査(横ばい)

     

大正製薬、リポビタンファイン発表会(夏木マリ小栗旬

19

(木)

株主総会

コニカミノルタ、KDDI、NTT都市開発、三菱自動車

     

三菱自動車

   

展示会

東京おもちゃショー

   

統計

米新規失業保険申請件数(38.4万件)

     

フィラデルフィア連銀指数-6月(-15.6)

     

景気先行指標総合指数-5月(0.10%)

   

発表

東ガス、生ごみからバイオエタノールバイオガスを回収する実証実験

20

(金)

会議

デジタル・デバイド解消戦略会議(最終報告書案)

   

株主総会

NTTドコモ、NTTデータ、テレビ東京

     

住友商事、丸紅

   

統計

5月の電力需要実績

     

コンビニエンスストア売上高-5月(前年比-0.20%)

   

発表

電気自動車キャラバン出発式

21

(土)

 

夏至

 

 

景気対策は「打つ手なし」か

 

 大阪で開催されたG8財務相会合では、原油価格や食糧高騰を背景に、インフレ懸念で一致した。「世界的なインフレが脅威」となっていることを共通認識として確認した。

 しかし、具体的な対策は打ち出されなかった。

 金融政策や政府介入では、抑止力として限界があるためだ。

今回の景気低迷では、労働環境の改善が見られないなかで、物価が急速に上がっているいわゆるスタグフレーションのような状況で、決め手を見いだせなかったのだろう。

 

 さて、これからどうなるのか。

 ガソリン価格は需要期の夏場を待たずに史上最高値を更新すると見られており、7月にはリッター180円台が視野に入っている。

「高すぎて自動車に乗る機会が減る」「マイカーを手放す」「雇用悪化でガソリン需要需要が減る」などの逆風もありそうだが、ガソリン依存の生活からすぐに脱出できるわけもなく、巨額の投機マネーが入っているため、単純に需給だけでは下がらない。

 G8でも原油価格は相当、問題視されたようだが、結局、何ら有効な解決策は見いだされなかったようだ。全く頼りにならない。当然、日本政府も打つ手など持たない。

 

 食糧価格も基本的に同様だ。トウモロコシ、コメ、小麦などの価格が高騰。異常気象も手伝って、さらに価格が高騰することは確実。

 食パンや麺類が上がり、価格据え置きでも中身を減らすという猫だまし的な実質値上げも増えている。

 1500兆円の個人資産を抱える日本の多くは、これらの値上げをまだ吸収しているのでそれほど大騒ぎにはなっていないが、すでに人間様の主食の問題になっている国々も出ている。

原油同様、食糧にも投機マネーが入っており、それこそ天文学的な利益を上げている投資家が存在する。

政府同士の対策では限界があり、こちらも打つ手なしというのが実情だろう。

 

 米国の5月の消費者物価指数ガソリン価格などの高騰で、前月比0.6%上昇と上昇率は6カ月ぶりの高水準。エネルギーと食品を除くコア指数は0.2%上昇だったので、その異常さが分かる。

 

  今後も続く値上がりと減収

 

 一方、雇用環境は悪くなっている。

 夏の賞与の時期に入りつつあるが、一部の大手企業を除いて、賞与額は横ばいか中心。原料高を転嫁しきれない多くの非製造業では、減少のところも少なくない。

 残業代も頭打ち。経費も削減。サラリーマンの手取りは加速度的に減少している。

 

 雇用形態にしても、諮問会議が今後3年間にフリーターや若者100万人の正社員就職を目指すとした新雇用戦略案を打ち出したが、実効性には疑問が残る。

雇用元は民間が中心。税制支援があったとしても限界がある。そもそも、人材を何かの部品のように機動的に当てはめようというあたりは、職種にも制約が出る。結果的に雇用が長続きせずに、ということは考えられないだろうか。

 

 実力主義の結果の格差社会ならば納得もできようが、現在の格差社会の多くは、ほとんど同じ仕事をしていても格差が生じているという評価制度の欠陥に起因するところが大きい。

代表的な事例が正社員と契約社員の待遇格差だが、社員評価に成果主義を取り入れた多くの企業がその評価の難しさ故に、断念し始めている。万人が納得しうる評価のモノサシを作るというのは、極めて困難なためだ。結局は評価する側の好き嫌いに依存することになるが、評価する側の能力にも大いに疑問が残るのはいうまでもない。

 そもそも、原資が限られている中で、頑張った社員が平等に昇給に預かれるという制度を実行することは自ずと限界があり、できもしないことを約束した経営陣は、確実にその信用を失うことになる。そうなれば、企業自体のパワーが落ちてしまう。

 机上の計算で作り上げ、作った側は完璧と考えている評価制度だが、実のところ、運用面をも考えると、多くの矛盾と欠陥を孕んでいることが多い。

 

 少々、話はそれたが、雇用を政府に押しつけられるよりはましなので、契約社員の正社員化を進めている企業も出ているが、その余裕がない企業も多く、景気低迷に向かう中で、労働環境が急速に改善するとは到底、思えない。

 

 米国の雇用統計でも、失業率は大幅に悪化した。直近5月の雇用統計では、失業率は5.5%と前月比0.5%ポイント悪化。3年7カ月ぶりの高い失業率となっている。

 米国ではGDPの7割が個人消費。収入が減り、雇用が不安定となる人が増える一方で、生活必需品のガソリンや食糧が高騰しているのでは、景気が回復するわけはない。

 

  米国経済が駄目ならば日本も…

 

 米国の減少分を新興国でカバーするという考えはいい考えだが、できる企業とできない企業がある。つまり、米国の景気回復頼みという部分は依然として残る。

 

ここ1カ月くらい、何人かの政府の偉い方々、政治家の先生、企業経営者の方々とお話させていただく機会に恵まれたが、やはり、「米国景気がカギ」とおっしゃる方が多い。

まだまだ、日米経済は一蓮托生だ。

 

しかし、その米国景気の腰は極めて弱く、しかも、さらに悪化する兆しが散見されるようになってきた。

 

 無論、「米国の景気がそれほど変わっている感は受けない」「それほど落ち込んでいない」という、米国在住の方々、米国相手に商売をされている方々からの声も聞いている。

 

 しかし、それはその方々が裕福であるためだろう。

実感がないのは恐らく、所得の8割を占めている2割の人々の方に入っているからだ。日本でもガソリンが170円台に突入しても、行列はほとんどできなかった。日本人の経済力がまだ、ガソリンの値上がりを吸収できているためだろう。

同様に「それほど変わっていない」と鷹揚に構えることができる方々は、銀行のATMを無制限に利用でき、クレジットカードも口座の残高を気にせずに使える層の人だ。

 キムタクの総理大臣ではないが「1000円のお昼」を気にせずに食べられる方々だ。

 米国の格差は日本よりも激しい。ガソリンがこれだけ上がれば、まさに死活問題となる庶民層が出てくる。

 

■経済指標に注目

 

 では、ガソリン価格はいつ下がるのだろうか。食糧はいつ下がるのだろうか。雇用はいつ改善に向かうのだろうか。

 

ポールソン米財務長官がG8後の会見で、米国の景気低迷が原油価格の高騰によって長期かするリスクがあると警告したが、これは資源が簡単には下がらないことを示唆したと思われる。

個人的にも、原料価格の高止まりの長期化、定着化は必至と思われる。

 

 つまり、収入減と物価上昇はこれからも続くということだ。

 

根本改善のためには、現在の原料に依存しない体制を作らなければならない。ガソリンに依存しない経済体制、穀物価格高騰に左右されない自給率向上を目指さなければならない。

さもなければ、既存の先進国と途上国の攻守は逆転することになろう。

これまでとは違うビジネスモデル、収益構造を考えねばならない局面に来たような気がする。

 

さて、今週の注目は16日の月例経済報告。

生活必需品が値上がりを続け、収入が増えない中で消費が拡大しないことが確実となりつつある状況下、政府がどのような判断を下すのだろうか。いい材料は皆無。現状維持がやっとだろうという気がするが。

 

18日の百貨店売上高では、GWを含む百貨店の売上げがどうなったのかも把握することができる。ガソリンや食糧高騰が〝贅沢品〟の消費にどの程度影響を与えたのだろうか。

 

気になるのは、G8で懸念されたインフレの質だ。現状は、「物価が上昇しているのに収入が減っている」という状態だ。

日銀や内閣府がどのような条件でスタグフレーションを宣言するのかは知らないが、不況下の物価高という、ゼロ金利と同様の未体験ゾーンに突入してしまうかもしれないという恐怖感が、またぞろ復活してきた。

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iPhone上陸で

2008/06/07 15:59

 

8日

(日)

会議

G8エネルギー大臣会合(青森)

9日

(月)

会議

自民党地球温暖化対策推進本部会合

 

(月)

会見

経団連会長会見

 

(月)

統計

マネーサプライ

 

(月)

 

貸出資金吸収動向

 

(月)

 

景気動向指数4月速報

 

(月)

 

企業倒産件数-5月(前年比8.3%)

 

(月)

 

景気先行指数-4月(速報値18.20%)

 

(月)

 

景気一致指数-4月(速報値30.00%)

 

(月)

 

景気ウォッチャー調査-5月(現状判断D35.5I

 

(月)

 

米中古住宅販売4月(-1.00%)

 

(月)

発表

野村経済研究所09年度企業業績予想

 

(月)

 

日産、次世代ディーゼル技術説明会

 

(月)

 

松下電器 業界初の点灯式蛍光灯

 

(月)

 

みずほFFGの優先株転換価格

 

(月)

 

グーグル日本法人が新検索サービス

 

(月)

 

アップル開発者会議

10日

(火)

会議

ジャスダック株主総会

 

(火)

 

経済財政諮問会議

 

(火)

 

家電リサイクル法合同部会・品目追加検討会

 

(火)

会見

日水連会見

 

(火)

 

アサヒビールの瀬戸相談役が中国牛乳視察

 

(火)

統計

機械受注-4(-8.30%)

 

(火)

 

貿易収支-4(ー582億USD)

 

(火)

 

BOC(カナダ中銀)政策金利(3%)

 

(火)

発表

上場会社の株主総会開催日集計(東証)

 

(火)

 

パイオニア プラズマモニター新製品

 

(火)

 

三洋電機 緊急地震速報サービス対応のコードレス電話

 

(火)

 

JAL ファーストクラスに新シート導入

 

(火)

 

新東京タワーネーミング発表会

11日

(水)

イベント

インターロップ(情報通信見本市)

 

(水)

会議

トヨタ環境フォーラム

 

(水)

 

豪首相来日で財界晩餐会

 

(水)

統計

石油製品市況の週間動向調査

 

(水)

 

ビール課税出荷統計

 

(水)

 

対外対内証券売買契約等の状況

 

(水)

 

国内企業物価指数-5月(0.60%)

 

(水)

 

国際収支-経常収支-4月(季調済 2兆966億円)

 

(水)

 

国際収支-貿易収支-4月 (1兆2507億円)

 

(水)

 

実質GDP-1Q(年率/確報値3.30%)

 

(水)

 

GDPデフレーター-1Q(前年比/確報値-1.40%

 

(水)

 

英失業率-5(2.5%)

 

(水)

 

米地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)

 

(水)

発表

メルシャンがスペインワイン新商品発表会

12日

(木)

会議

日本フードサービス協会が食の信頼に関する懇談会

 

(木)

 

日銀決定会合

 

(木)

統計

投資信託協会が5月投信概況

 

(木)

 

小売売上高-5月(-0.20%)

 

(木)

 

新規失業保険申請件数(35.7万件)

 

(木)

発表

新型インフルエンザに関する提言(経団連

 

(木)

 

イトーヨーカ堂がイメージキャラクター発表(栗原はるみさん)

 

(木)

 

日本ニュービジネス協議会連合会が新体制発表

 

(木)

 

シャープの携帯電話事業説明会

13日

(金)

会議

孫正義社長がTCA会長に

 

(金)

 

G8財務相会合

 

(金)

会見

電事連会長会見(新旧交代)

 

(金)

 

日銀総裁会見

 

(金)

統計

消費動向調査5月

 

(金)

 

日銀政策金利(0.50%)

 

(金)

 

消費者物価指数-5月(前年比3.90%)

 

(金)

 

ミシガン大学消費者信頼感指数-6月(速報値59.8)

 

(金)

発表

マイクソロソフトがビスタ地デジ対応を発表

14日

(土)

会議

G8財務相会合

 

■五輪と技術

 

 水着が泳ぐわけではないけれど、スピード水着の威力は凄まじく日本新記録が続出。10日に日本水泳連盟が代表の着用水着についての結論を出す予定だが、五輪は技術抜きでは語れなくなっている。

 スポーツに対する興味は人一倍無いが、技術に対する関心は強い。2002年にソルトレーク五輪の取材に出向いたときに2000ドルのソフトウェアが冬季五輪のキラーアイテムになっていることを聞いて驚いたことがある。

 

 ソフトは1999年に登場したスイス製のもので、複数の選手の動きを比較することができる。今ではテレビ放映などでも使われている一般的なものだが、当時の欧米チームの秘密兵器だったようだ。

 ローザンヌのスイス工科大学で開発され、ダートフィッシュ社(本社・スイス)が発売している「サイマルカム」と「ストロモーション」という製品で、2002年当時、「サイマルカム」使用選手のメダル獲得数は、アルペンで12個、ジャンプで2個、フリースタイルで3個、スノーボードで4個、スピードスケートで5個、リュージュで2個の計28個。実に、メダル獲得者の二割がサイマルカム使用選手だったという。

 

 サイマルカムは、デジタルビデオカメラで撮影した複数選手の動きを同時に並べて見たり、単一画像に合成できる機能を持つ。例えば、スキージャンプで使えば、優勝した選手と自分の速度や踏み切り地点、姿勢などの相違点をつかむことができる。リュージュやボブスレーでもコーナーへの進入速度やライン取りなどの比較ができる。

ストロモーションはフィギュアフリースタイル、スノーボードなどで使われるソフトで、三回転半ジャンプなどの技のコマ送り画像を一つの映像として見ることができる。

インタビューした米リュージュ・チームのゴーディ・シアー氏は「何をやるべきか、やらないべきかを口で説明するよりも見たほうが早いのは当然で、選手の理解度は飛躍的に向上した」と指摘していた。

 

 創意工夫した結果がメダルに結びつくという考えに立てば、技術を活用するのは当然だろう。一方で、肉体の限界に挑戦することを重視すれば、技術活用には否定的となろう。まあ、スポーツと用具は切っも切り離せないわけだから、前者の理屈が立つような気はする。

 

iPhone上陸だが

 

 ソフトバンクiPhoneを年内発売することを発表したが、もちろん、海外で発売されている現行モデルではない。それは、6日にアップルがサンフランシスコで発表する次世代型だろう。

 

 次世代型がどれだけ進歩するかは知らないが、すでにアップルは3月にiPhone2.0wo発表しており、OSのバージョンアップは確実。MSExchangeサーバーとスケジューラーやメールの連携ができるようになり、ビジネスユースにもターゲットは広がると思われる。また、薄型になるという噂もあり、日本市場への訴求力がありそうだ。

 現在399~499ドルのiPhoneが幾らで販売されるかも分からないが、割賦販売方式が導入されれば入手へのハードルは低くなる(本当はちっとも安くなっていないのだが)。2台目需要としての期待が高まろう。

 

 iPhoneは、ドコモやKDDIも食指を伸ばしていたが、アップルへの上納金方式に難色を示して、結果的にはジョブスと旧知の仲でもあった孫社長の手に落ちた。(もっとも、別のキャリアからも発売される可能性は十分にある)

 ディズニーモバイルで海外企業との協業を練習しているソフトバンクが、上納金方式をとるか、MVNO方式を取るかは分からないが、ディズニー携帯よりは製品競争力は大きく、一定の販売量を確保できるのではないかと思われる。

 

 しかし、当時は画期的だったiPhoneインタフェイスも、タッチパネル式の製品がぼつぼつ出てきたことで、斬新さはかつてほど無い。今回もドコモの906iのシャープ端末の操作感はなかなかの様子。端末絶好調のシャープは5~6年ぶりに記者説明会を開催する気合いの入れよう。HTCのタッチパネル端末も日本市場に近く出回る見通しで、iPnone独走となるかどうかは、ちょっと分からない。

 

 サミットの前哨戦ともなるG8財務相会合が大阪で予定されており、今回の主要テーマは食糧問題、原油価格の高騰問題、マルチ環境基金など。しかし、中国が地震で出席せずに、インドも出席を見送る方向で、環境問題は骨抜き議論になりそう。食糧問題に多くの時間が割かれる見通しだが、関税、国内農業優先、国内食糧確保優先などは、FAO会議でも解決しなかった。話し合うことは大切だが、今回もそれほどの進展は望めなさそう。

 

 ということで、梅雨の一週間が始まる。

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オープン化に向かう携帯業界など

2008/06/01 19:16

 

1日

(日)

 

クールビズスタート

     

東京タワー「天の川イルミネーション」

     

横浜開港祭

     

後部座席シートベルト

     

ドコモ906i発売記念式(山田次期社長が秋葉ヨドバシで)

     

ガソリン卸価格10円上げ

2日

(月)

会見

経団連の東欧ミッション ハンガリー首相と会談

   

発表

立体・ライブ映像新技術(日立)

     

新型「ティアナ」(日産

     

税財政改革提言(経済同友会

     

日本ケンタッキー 新CM発表(松岡昌宏

     

アサヒビール ベジッシュCM発表(中村正人)

     

ビルエネルギー運用管理ガイドライン(日本ビル協連)

     

ワーナー・マイカルに空気洗浄システム(三洋電機)

   

統計

毎月勤労統計-4月(前年比/現金給与総額、1.50%)

     

自動車販売台数-5月(前年比6.90%)

     

ISM製造業景況指数-5月(48.6)

     

米建設支出-4月(ー1.10%)

3日

(火)

会見

JR東日本社長

   

発表

「ザクティ」新商品(三洋電機)

     

パリモーターショウ会見

     

auの夏商戦モデル

     

ソフトバンクの夏商戦モデル

     

オリエンタルランド「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」内覧会

   

会議

FAO食料安保ハイレベル会合

   

白書

環境循環型社会白書

   

統計

石油製品市況の週間動向調査(石油情報センター)

     

RBA(豪準備銀)政策金利(7.25%)

     

EU生産者物価指数-4月(前年比5.70%)

     

EU GDP-1Q(前年比/速報値2.20%)

     

米製造業受注指数-4月(1.30%)

4日

(水)

発表

MSがQ&Aサイト説明会(押切もえPR)

     

百貨店12社がクールビズ共同イベント

   

会議

経団連民主党との政策懇談会

     

OECD閣僚理事会

   

統計

景気動向調査

     

GDP-1Q(前年比3.90%)

     

EU 小売売上高-4月(前年比-0.50%

     

米 チャレンジャー一時解雇者数-5月(前年比27.40%)

     

ADP雇用統計-5月(-3.0万人)

     

ISM非製造業景況指数-5月(51)

5日

(木)

発表

CSRによる社会変革(経済同友会

   

統計

RBNZNZ準備銀)政策金利(8.25%)

     

貿易収支-4月(-27.36AUD

     

BOE(英中銀)政策金利(5.00%)

     

ECB(欧州中銀)政策金利(4.00%)

     

トリシェECB総裁記者会見

     

加住宅建設許可-4月(-4.50%)

     

米新規失業保険申請件数(37.2万件)

   

決算

日本原子力発電 決算

     

伊藤園 決算

6日

(金)

統計

携帯電話純増数5月

     

加失業率-5月(6.10%)

     

米非農業部門雇用者数変化-5月(-2.0万人)

     

米失業率-5月(5.00%)

     

米製造業雇用者数変化-5月(-4.6万人)

     

米平均時給-5月(前年比3.40%)

     

米消費者信用残高-4月(153USD)

7日

(土)

会議

G8エネルギー大臣会合(青森)

 

■里山が楽しい理由は

 

 週末、ようやく晴れた。

自宅から2~3分歩くと、里山があるが、犬の散歩が楽しい季節でもある。全開の新緑の中でウグイスが鳴く。タケノコが終わりつつあり、フジの花も散った。現在はヤマボウシが満開。アジサイもぽつりぽつりと花をつけ始めている。植物に詳しい訳ではないので知らない野草も多いが、図鑑片手に探索している方々もいらっしゃるので、相応の種類は生息しているのではなかろうか。

 田植えが終わった田んぼには、オタマジャクシ、アメンボが泳いでいる。川にはフナもいるし、ちょっと奥に行くとメダカも生息しているそうだ。夏にはホタルも舞う。

 畑の作物も自家用が多いためか、豆類、イモ類、キュウリ、トマト、ナスなど他品種だ。

 犬の散歩で次々と目に入る緑は実に多彩。鳥や虫も同様だ。

 さて、一時間離れた大手町も皇居が近いこともあり緑があるが、都会の緑はつまらない。これは、並木道はイチョウやポプラなどの単一で、雑草の種類も少ないせいだ。

虫も夏にセミが鳴くくらいで、せいぜいいてもカエル(昆虫ではないけど)。庭の木々を枯れさせてしまうカミキリムシに腹を立てたり、クワガタやカブトを見つけて喜んだり(タマムシもいたぞ)、ムカデに驚くことは、ない。

 日比谷公園などに行くと、草花や生き物の種類は増えるが、最近増えているビルの谷間のオープンスペースが里山のような環境になればいい。そうすれば、温暖化議論も真剣味が増すのではなかろうか。

 5月29日に森ビルが、「ビジネスと生物多様化イニシアチブ」リーダーシップ宣言に署名した。何をやるかと言えば、建物を高層化することによって生まれたオープンスペースや屋上を可能な限り緑化するという。「多様化」がポイントだ。植物の種類が増えれば、昆虫や鳥類の種類も増えるかもしれない。

 単なる庭園ではなく、野草(雑草ではない)が生い茂る、里山風な緑化ができたら楽しいと思う。

 

 

■新規組が健闘する携帯業界

 

 野山の草花に種類が多いと楽しいように、産業も多種多様であれば興味深さが増す。新規事業者への周波数開放、ナンバーポータビリティ、分離プランと総務省主導で改革が進む携帯電話業界はここ2年余りで寡占化が緩み、大きな変革期に入っている。

■新規組大健闘の4月の業界地図■

 

純増数

累計

 

ドコモ

96,000

53,483,700

49.7

KDDI

-118,700

30,220,500

28.1

ソフトバンク

192,900

18,779,100

17.5

イーモバイル

92,400

503,900

0.5

ウィルコム

-12,600

4,602,700

4.3

 

 

107,589,900

 

 

 純増数ではソフトバンクとイーモバイルが大健闘している。両社とも新規参入組で、やってよかった、許可してよかったというところだろう。

ソフトバンクは旧ボーダフォンのインフラを引き継いだが、経営者が変わればこうも変わるものかといえる急成長ぶりだ。

かつて、旧ボーダフォン時代の社員の一人が、「英国本社支配でやりにくいことこのうえない」とこぼしていたが、それが実証された形だ。旧ボーダフォンに人生を翻弄された従業員は気の毒という他はない。そういう意味では、旧ボーダフォン経営陣は、完全に失格だろう。いろいろと深慮遠謀もあったのかもしれないが、従業員から見たらただの駄目経営者だ。

 

一方、唯一のゼロスタートとなったイーモバイル。3000億円を超える資金調達を実現させ、派手さはないが手堅いビジネスモデルで着実に勢力を拡大している。純増数で巨艦ドコモとほぼ肩を並べる健闘ぶりは目を見張るものがある。5月も好調と聞く。

個人的には、HTC社端末にはちょっと期待外れの部分も多かったが、次の端末に大きく期待したい。

 

 今週は3日にauとソフトバンクの夏モデルの発表があるため、今後、携帯電話市場はやや買い控えがあるかもしれないが、旧モデルのバーゲンも期待できるので、最新機能などにこだわらないユーザーにとってはチャンスでもある。

 

■オープン化に向かう携帯

 

 変革期に直面する携帯電話業界だが、新規参入のみならず、今後は、パソコンと同じオープン型の世界に入ると思われる。

これまでは、携帯キャリアが通信インフラ、端末、サービスを全て提供する垂直型だったが、1億台を超えるネット端末が広がったいま、オープン型とも水平分業型ともいえるビジネスモデルに転換してゆくだろう。

 すでに勝手サイトが興隆しているが、公式サイトはさらに効力を失い、コンテンツサイドのユーザー囲い込みは薄らぐ。また、ナンバーポータビリティに続き、新たな通信方式が広がる数年後には、SIMロック解除も実現し、端末側からの囲い込みも緩くなるだろう。

 無論、旧キャリアも黙って衰退するわけではない。公式サイトを充実させようとするだろうし、ユーザーつなぎとめにサービスも端末もさらに良くするだろう。期待したい。

 

しかし、全体の流れはオープン化だ。パソコンによるインターネットの普及は多くの産業にとって良くも悪しくもディープインパクトをもたらしたが、携帯電話がオープン時代に入れば、ネットの波の勢いはさらに増す。

オープン化したネット携帯インフラは、社会に功罪の両方をもたらすことになる。

 でに、出会い系サイトが性犯罪の温床になって問題視されている。これに対して、携帯を小中学生に持たせないように働きかけたり、コンテンツに未成熟なフィルタリング機能をかけたりする場当たり的な動きが始まっているが、個人的には歓迎しない。

 

道具は使い方によって危険な面があることは誰もが承知している。しかし、それを上回る使い方ができる可能性もある。ネット携帯はまさにその道具だ。前回も書いたが、食糧難にあえぐアフリカに浸透した数少ない最先端の機器ということを思い起こしてもそのポテンシャルが分かる。

 

出会い系が性犯罪の温床になっているので携帯電話は小中学生にはふさわしくないという短絡的な考え方はどんなもんだろう。そもそも、すでにこれだけ広がった機器を「明日から駄目です」といって取り上げることが可能だろうか。従順な携帯企業も、うちの娘達も納得しないと思う。

 

無論、悪いルールは改善することは必要だが、政治家や役人はもう少し慎重に物事を考えた方がいい。従業員を抱える企業経営者も然り。すでに、年金、医療制度、社会保障制度などで、大を生かして小を殺す的な施策の結果、被害を受ける弱者が相次いでいる。

 

携帯に関して言えば、小学生に合った携帯電話の使い方を考えたほうがよっぽど建設的ではなかろうか。カメラ付き携帯を授業に取り入れて活用する実験を行っている学校もある。

そもそも、携帯電話のネットサービスを十分に活用したこともないような政府関係の方々がルールを決めること自体無理がある。ネット時代にふさわしく、利用者の自主的なルール作りの枠組みでも試みられてはいかがだろう。

 

■間抜けなルールは社会の迷惑

 

 規制といえば、6月から新たに強化されるのが自動車の後部座席のシートベルト着用の義務。将来的にはあらゆる場面でmustになるのかもしれないが、現段階では行政処分になるのは高速道路での非着用のみだそうだ。

 しかし、深夜・早朝に釣りに行く時に利用している深夜の千葉の一級国道は、速度的には高速道路と何ら変わることはなく、危険度は高速道路よりも高いだろう。規制を作る方々のこの辺りの感覚が分からない。

 

 可哀想なのはタクシー。強制ではないそうだが、音声で装着を呼びかける機器の導入が始まるそうだ。しかも、機器の配備が法施行に間に合わないというていたらくぶりは相変わらずだ。機器は一台あたり3500円~5500円と安いが、当然、業者の自腹。タクシーメーター、クレジット端末など機材が多いタクシーにもう一台、無駄な機器が加わるわけだ。ところで、この機器を製造販売するメーカーはどこなのだろうか。国交省に縁のある企業の独占ではあるまいな。

 

 ルールを作る側というのは、よくよく考えて作るべきだ。ルールを守るために生活が煩雑になったり、無駄が増えている。必要性が低いルールによって生産性が悪くなることが多い。これは、企業にとっても同様だが、人々に命令できる立場の行政の無駄はより多い。

 

 先週の日曜日、小型船舶操縦免許証の更新があった。5年に一度の更新で、自動車のそれとまあ、変わりないわけだが、忙しい身の上にとって、あまりにも無駄極まりなく、腹立ちを通り越して悲しくなった。

 

 日曜日の朝10:00から始まった講習のメーンイベントは、視力検査。

その後は大会場でマイクも使わずに小声でしゃべる講師(これが聴力検査だったのかもしれない!)が20分テキストのポイントを再読。灯火云々で話題になったイージス艦の話も出てこなかったし、何を話したかを書こうと思ったが、一週間しかたっていないのにまったく記憶にないような内容だ。そのあと30分の事故事例の映画で終了。

視力検査を除けばわざわざ出向く必要はなく、どうみても××協会、講習を受け持つ企業などが関連の方々の雇用を確保するための仕組みにしか見えない。

 

免許更新では、いったいなにをチェックしているのか?

 自動車免許の更新でもいつも思うが、実技試験をやるべきではないのか?

 免許を一度取得したら死ぬまでというのは、自動車、医師、教師などの免許では改善すべきではないか、と今週は文句ばかりで終わるのであった。

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ドコモ27日、au&バンクは3日

2008/05/23 23:34

 

26日

(月)

会見

日立製作所経営方針説明会

     

関連会長会見

   

発表会

NEC省力サーバー「ECO CENTER

     

ベンツSLクラス

     

スマートフォンと音声端末の新製品(ウィルコム)

   

会議

地球温暖化問題に関する懇談会(官邸)

   

統計

米消費者信頼感指数-5月(62.3)

     

米新築住宅販売件数-4月(52.6万件)

   

決算

モスフードサービス

27日

(火)

会見

三菱重工 原動機事業説明会

     

東証定例会見

     

全銀協会長会見

     

宇宙での大麦研究(サッポロ)

     

経済同友会代表幹事会見

     

経済同友会が税財政改革提言

   

発表会

NTTドコモの夏モデル(906i)

   

白書

エネルギー白書

   

統計

WSTS 世界半導体市場統計春季予測結果

     

企業向けサービス価格指数

   

決算

農林中金

28日

(水)

会見

ダイキン工業 戦略経営計画説明会

     

環境月間取組(キリン)

     

日本経団連の年次総会

     

6月の石油製品の卸価格方針(新日石)

   

発表会

ホンダ「フリード」

     

ベンツAMG

   

国際会議

アフリカ開発会議Ⅳ(~30日)

   

統計

地域経済動向(5月)

     

石油製品市況の週間動向調査

29日

(木)

会見

日銀・亀崎審議委員山形出張講演

     

酪農乳業業界 6月1日を牛乳の日に制定

     

6月の卸価格10円超値上げへ

   

発表会

大日本スクリーン製造 世界初のデジタル印刷機技術

   

統計

米耐久財受注-4月(-0.3)

     

米大型小売店販売額-4月(0.20%)

     

米小売業販売額-4月(1.00%)

     

米新規失業保険申請件数(36.5万件)

     

GDP-1Q(改訂値、0.60%)

     

個人消費-1Q(改訂値、1.00%)

     

米求人広告指数-4月(19)

   

決算

日本原子力発電

   

葬送

味の素の江頭会長お別れの会

30日

(金)

イベント

ビアフェス2008開会(六本木ヒルズ)

   

会見

JEITA 新会長会見

     

セカンドライフ創業者のローズデール氏が来日

   

統計

全国消費者物価指数(4月)

     

2人以上世帯家計調査(4月)

     

鉄連4月の在庫速報

     

失業率-4月(3.80%)

     

有効求人倍率-4月(0.95)

     

東京消費者物価指数-5月(前年比、0.60%)

     

全国消費者物価指数-4月(前年比、1.20%)

     

鉱工業生産-4月(速報値、-3.40%)

     

自動車生産-4月(前年比、2.30%)

     

住宅着工戸数-4月(前年比、-15.60)

     

建設工事受注-4月(6.40%)

     

EU消費者物価指数速報-5月(前年比、3.30%)

     

EU失業率-4月(7.10%)

     

米個人支出-4月(0.40%)

   

決算

大手生保決算

     

郵政事業決算

31日

(土)

 

ウエストン祭

1日

(日)

 

クールビズスタート

     

東京タワー「天の川イルミネーション」

     

横浜開港祭

 

ガソリン値上げ決定

 

 統計数値からも景気の減速が確実となっているが、さらに悪化要因となるのがガソリン価格の引き上げ。引き上げ幅は10円超で、6月からは1リットル=170円台に乗せるスタンドも出そうだ。

 1バレル=135ドル、つまり約160リットルの原油が1万4000円で取引されているわけで、史上例のない高値。ちなみに、1バレル=1ドル値上がりすると、リッター0.7円の値上げにつながるという。

 原油価格は夏の需要期には150ドルが視野に入っており、となれば、さらに10円以上の値上がりが見込まれる。米シンクタンクのリポートではバレル=200ドル時代が予測されており、そうなればリッター200円となる。

 原油高で、大型車を得意とする米国の自動車の低迷が顕著となっているが、日本でも2月の全国の自動車保有台数が初のマイナスに転じた。ガソリン高騰が状態的になれば、そうした動きに拍車がかかりそうで、自動車関連産業に加え、国の道路整備事業にも影響が出る可能性がある。投機筋の動きが日本の税制問題にも波及するわけで、原油価格からは目が離せない。

 

■円高ドル安もさらに加速か

 

 日本の企業の多くが4-9月期に業績落ち込みを予想しているが、原油高と並ぶ要因が為替相場。週後半には米国統計の発表が相次いでおり、事前予測を下回るような弱い指標が続けば株価は下落、ドル安を加速させる材料となる。

 今週の市場予想は1ドル=102円~105円で、多くの企業の為替予測よりもまだ円安ではあるが、100円を切るような円高局面を迎えれば多くの企業にとって業績に悪影響を及ぼす。

 とはいえ、米国の住宅市場はまだまだ弱含みだし、税金還付も一時的なカンフル剤だろう。予定表には載っていないが、29日にはバーナンキ議長がBISで基調講演を行う予定で、悲観的な姿勢を示せば、これまたドル安材料になる。

 

■ドコモ27日、au&バンクは3日

 

 発表で興味深いのはやはり携帯電話。月曜日にはウィルコムがスマートフォンを発表し、27日にはドコモが906を投入する。無線LAN機能を搭載したデュアル端末で、それを使ったサービスも発表される見通し。

 乾坤一擲を狙ったてんこ盛りの905が予想ほどではなかったため、夏モデルがどこまで通用するのかが注目だが、ドコモもauもすっかりバンクのペースに引き込まれてしまっている。そのソフトバンクは6月3日に夏モデルの発表会を行う。毎度のことながらauの発表にぶつけているが、最近、端末がとみにつまらないauがどのような端末を投入するかの注目。

 個人的にはスマートフォンを待っているが、今回も投入はないようで、個人的にはかなり不満だ。

 

■牛乳の日

 

 ところで6月1日が牛乳の日に指定される。那須塩原市の畜産振興会が9月2日を牛乳の日に定めていたが、日本酪農乳業協会が6月1日にすることを決めたそうで、多勢に無勢でこちらが公式な牛乳の日となりそう。

 バター不足の原因ともなった牛乳消費量の低迷を何とかしたいのだろうが、少子化のなかで簡単に消費量は伸びないだろう。

ちなみに、乳製品関連の記念日は、5月9日がアイスクリームの日。明治2年に横浜でアイスクリームを販売したことにちなんだものとか。このほか、5月15日がヨーグルトの日、9月6日が生クリームの日、11月11日がチーズの日だそうだ。

 

 今週のビッグイベントはTICADⅣ。横浜を中心にアフリカ週間となるようだが、アフリカ開発が欧州中心に進められてきた歴史もあり、日本主導で設定した国際会議であるにもかかわらず、世間の注目度は今ひとつ。

 しかし、40カ国を超すアフリカの首脳が日本を訪れ、福田首相は全員にお会いするということで政府的には超大型イベント。

 U2のボノ氏など、新聞を始めとする既存メディアは話題探しに必死だが、ネットでは関心も薄く、全体としてはやはり盛り上がりに欠けそうだ。

 

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夏の賞与は期待薄?

2008/05/18 15:35

 

17

(土)

シンポ

増田大臣と語る希望と安心の国づくり

18日

(日)

   

19日

(月)

会見

「名ばかり店長」の集会

     

宇部興産経営概況説明会

     

「フェイスブック」創業者会見

     

サッポロ飲料がミネラルウォーター新CM発表(D-BOYS)

     

日本マクドナルドが携帯電話サービス発表

     

シャープがアクオスの新製品発表

     

財政制度等審議会

     

経団連会長定例会見

     

金融政策決定会合(初日)

   

統計

4月の発受電実績

     

全国百貨店売上高-4月(前年比-1.20%

     

景気先行指標総合指数-4月 0.10%

   

決算

中央三井信託決算

   

葬送

メタルワン前社長の水谷正史氏(双日元専務)のお別れの会

20日

(火)

 

九州で鮎釣り解禁

     

成田空港開港30年

   

会見

日本証券業協会会長会見

     

コーセー経営説明会

     

「マイスペース」日本法人が事業提携発表

     

タニタがメタボ対策「デジタル尿糖計」発表

     

同友会会長会見

     

ANA社長会見

   

会議

経済財政諮問会議

     

金融政策決定会合・日銀総裁会見

   

統計

景気動向指数3月改定

     

第三次産業活動指数-3月 -1.70%

     

景気一致指数-3月(確報値33.0%)

     

景気先行指数-3月(確報値 20.00%)

     

コンビニエンスストア売上高-4月(前年比 -0.60%)

     

米生産者物価指数-4月(前年比 6.90%)

   

決算

三菱UFJ決算

21日

(水)

 

さっぽろライラック祭り

     

6-8月の天気予報(気象庁

   

会見

ジャスダック取締役会

     

楽天証券事業戦略説明会

     

「地球を考える会」が福田首相に提言提出

     

日本HPがモバイルノート新製品

     

日立が洗濯乾燥機新製品

     

第二地銀協会長会見

     

ホンダ年央会見

     

地銀協会長会見

   

発表会

ヤナセの展示会

     

フォードがリンカーンの新車発表

     

同友会が地域活性化提言

     

サイベントジャパンが地球温暖化対策塗料を開発

     

同友会が消費活性化提言

     

電事連、4月の電力需要実績

   

統計

FOMC議事録429/30日分)

     

通関ベース貿易収支-4月(季調済 7700億円)

     

全産業活動指数-3月(-1.40%)

     

全国スーパー売上高-4月(前年比1.40%)

     

米新規失業保険申請件数 (37.1万人)

   

決算

三洋電機決算説明会&中期経営計画

23日

(金)

会見

電事連 会長会見

   

統計

金融政策決定会合議事要旨(4月分)

   

統計

月例経済報告(5月)

     

米中古住宅販売件数-4月(493万件)

24日

(土)

 

巣鴨とげぬき地蔵尊大祭

     

マン島TTレース

   

会議

G8環境相会合

25日

(日)

 

インディ500

     

F1 モナコグランプリ決勝

     

全仏オープン

 

  企業業績と今後

 

 15日にピークを迎えた企業の決算発表。次の焦点は株主総会だが、まずは決算総括。

 一部上場企業ベースでみると、16日時点で、売上高増減率が前期比7.2%増、純利益ベースで同11.8%増と上々だった。

 やはり、3月までは企業業績は良かった。

 

 問題は足元で、今期は一気に厳しさを増すとみている企業が多い。もちろん、増収増益予測をたてている企業も少なくないが、鉄鋼や自動車などの大型企業がマイナス予測をたてていることもあって、業績予想は低迷している。

 上期予測が売上高が5.5%減、純利益が19.9%減。前期伸び率に比べて、売上高で12.7ポイント、純利益では31.7ポイントも下落する。夏のボーナスは期待しないほうがいい。

 

 しかし、下期になると回復見込みが強まっており、売上高が33.2%増、純利益が16.8%と落ち込み分の回復を見込むが、通期では売上高が3.4%増、純利益は前期の落ち込みを取り戻せず似2.4%減にとどまるという予測だ。

 

 問題は、低迷の原因だ。サブプライム問題に起因する米市場の落ち込み、円高、原料高などが背景にあるが、いずれも自社努力や国内対応では解決できないものが多い。

 新日鉄のトヨタ自動車向けの鋼板価格が30%も上がるそうだが、自動車を3割上げるわけにもいかない。新聞業界も同じで、紙代が数%上昇するが、各紙とも価格転嫁するかどうかは微妙だ。

 下期になれば、ドル安やサブプライム禍が沈静化するとの期待から、経営環境が改善すると見込む企業が多いのだが、原油や原料高は継続すると見られており、全業種で劇的な改善が起きるとは思えない。

 

  先行指標は弱気含み

 

 統計をみると、新規求人数は昨年春以降、横ばい・減少傾向にあり、足踏み状態で弱含み。拡大再生産ではなく、コスト圧縮による業績改善という色合いが濃くなるのではなかろうか。

 電機などでは設備投資に資金投入するところも多いが、機械受注統計は2カ月連続マイナスと冴えない。

 回復の兆しを見せたといわれる住宅市場だが前年比では大幅なマイナスが続いており、低水準。

 企業が下期に大幅回復を見込んでいるのは、米国をはじめとする海外環境の改善に起因するもので、期待に終わる可能性もあるのではないか。

 

  コスト抑制の被害者「名ばかり管理職」

 

 月曜日には「名ばかり管理職」の集会が予定されている。日本マクドナルドに対する地裁判決を契機に、名ばかり管理職関連の訴訟が相次いでいるが、社内の昇進を餌に人件費を抑制する企業の経営手法は、搾取以外のなにものでもない。

 企業業績が苦しいのであれば致し方ないとの見方もできるが、増収増益であるにも関わらずこうしたコスト削減手法を取っているのであれば、問題だろう。

 就職先を選定している学生や転職希望の社会人は、名ばかり管理職問題に登場する企業と業績を見比べて、増収増益の理由は何なのか。残業代カットに起因するものかどうかを熟慮すべきかもしれない。

 しかし、外的要因による減収圧力が強まりそうな下期には、企業はコスト圧縮を強化する可能性は高い。

 

  牙をむく自然災害が景気の最大リスク

 

 日銀政策決定会合は利上げの余地がないため金融政策の変更はまずない。総裁会見の日程にぶつけて三菱UFJの決算発表があり、それで大手行の決算がまとまる。大手行の前期決算では、サブプライムで巨額の損失を計上しているところが多いが、それでも利益を出してしまうところが凄い。サブプライム問題がなかったらどれだけの利益を計上できたのか。学生の間で金融機関人気が急上昇しているのも分かる。

 しかし、サブプラ関連損失は6グループで8000億円に上りそう。それだけの損失を出しても、経営陣の責任は問われない。「わかった時には手の打ちようがない状況になっていた」という頭取コメントがあったが、銀行業界は相変わらず、責任を取らない責任者が多い。(まあ、これは銀行業界だけではないとも思うが)

 みずほのサブプライム関連損失は6450億円とか。10年前の金融危機でみた債務超過の数字を連想させる規模で、なんとも凄まじい。

 

 ミャンマーのサイクロン、中国の地震と想像を絶する自然災害の犠牲者が発生している。ミャンマーの死者・行方不明者が13万人超、中国でも死者は5万人に達すると見込まれている。

 インドネシアの津波被害ももの凄かったが、最近、自然災害の大型化は背筋が寒くなる。地震大国日本はとても人事ではなく、同様の規模の災害に見舞われれば景気の先行きどころではなくなる。外的要因以上になす術がない最大のリスクだろう。

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原油高で遠のくアサリのワイン&バター蒸し

2008/05/10 15:19

 

10

(土)

 

大相撲夏場所

11

(日)

国際会議

G8労働相会議(新潟)

12

(月)

 

プラハの春国際音楽祭(~6月3日)

     

エルニーニョ監視速報

   

会見

大和証券グループ経営説明会

     

トヨタがアルファード、ヴェルファイア発売

     

三井化学経営説明会

     

氷のいらないスケートリンク(三菱樹脂)

     

経団連会長定例会見

     

大和証券グループ経営説明会

     

トヨタがアルファード、ヴェルファイア発売

   

国会

道路財源関連法案が再可決

   

【決算】

富士通、ケンウッド、ニコン、シチズン

     

いすゞ

     

住友不動産、大京

     

三越伊勢丹HD

     

モスフード

     

富士通、ケンウッド、ニコン、シチズンHD

   

統計

企業倒産件数-4月(前年比) 8.00%

     

景気ウォッチャー調査-4月(現状判断DI) 36.9

     

景気ウォッチャー調査-4月(先行判断DI) 38.2

     

工作機械受注-4月(前年比/速報値) 3.30%

     

4月の景気ウォッチャー調査

   

米統計

月次財政収支-4月 1777億円ドル

13

(火)

会見

米コカコーラ次期会長来日講演(外国特派員協会)

     

三菱ケミカル新中期経営計画

     

ETC車載器(三菱電機)

     

サービスの生産性向上について(同友会

   

国会

道路財源特例法案が再可決

   

白書

森林・林業白書、食料・農業・農村白書

   

【決算】

日立、パイオニア、住友重機

     

日産(中期経営計画も発表)

     

NTT持ち株

     

JR東日本

     

ヤクルト

     

ニチレイ、日清製粉、日清食品、ハウス食品、江崎グリコ、宝HD

     

日立、パイオニア、住友重機、日立造船など

   

統計

小売売上高-4月 0.20%

   

米統計

輸入物価指数-4月 2.80%

     

小売売上高-4月 0.20%

     

企業在庫-3月 0.60%

14

(水)

会見

カーナビ(松下電器)

     

太陽光発電ブラ(トリンプ)

     

社会保障制度(経団連

     

TCIへの中止命令発動期限

   

葬送

みずほ故杉田CEOお別れの会

   

【決算】

ソニー、IHI

     

アステラス、第一三共、DOWAなど

   

統計

国内企業物価指数-4月 0.50%

     

国際収支-経常収支-3月(季調済) 1兆4611億円

     

国際収支状況(3月、19年度)

     

国際収支-貿易収支-3月 1兆353億円

   

米統計

消費者物価指数-4月 0.30%

     

消費者物価指数-4月(前年比) 4.00%

15

(木)

 

葵祭

   

会見

ユビキタス社会の実現(同友会

   

【決算】

決算ピーク

     

ワタミ、ゼンショー、ダスキン、日本製粉、明治乳業、森永乳業など

     

清水建設、大林組、大成建設、鹿島など

     

みずほ、住友信託、あおぞら

     

NEC

   

統計

ビール課税出荷統計(4月)

     

投資信託協会4月概況

     

首都圏新規マンション発売-4月(前年比) -17.80%

     

機械受注(3月) 2.40%

   

米統計

新規失業保険申請件数 36.5万件

     

NY連銀製造業景気指数-5月 0.6

     

鉱工業生産-4月 0.30%

     

NAHB住宅市場指数-5月 20

     

フィラデルフィア連銀指数-5月 -24・9

   

欧州統計

ECB(欧州中銀)月報-5

     

消費者物価指数-4月(前年比) 3.60%

     

GDP-1Q(速報値) 0.40% (前年比/速報値) 2.20%

16

(金)

会見

道州制経団連

   

【決算】

三井住友、りそな、ソニーFG

   

統計

2人以上世帯家計調査(19年度)

     

1-3月期GDP速報

     

19年度平均家計調査

     

消費動向調査(4月)

     

消費者態度指数-4月(一般世帯) 36.7

   

米統計

住宅着工件数-4月 94.7万件

 

 

原油高騰で遠のくアサリのワイン&バター蒸し

 

 今週はGWで月、火が休みということもあり一週間が短かった。その分、スケジュールがタイトになり、本当に忙しかった。日中、夜とも予定がびっちりと埋まり、ちょっと疲れた。

 これまでは、週末に海に出て魚と遊ぶと気が晴れて、翌週からの活力が生まれていたのだが、この一ヵ月は早朝、海まで行く体力がない。5月の海は天気がよければ初夏を感じさせ、本当に気持ちがいいものだが。週末の天気もすぐれないということでさらに足が遠のく。

 

 ということで、我が家の食卓から新鮮な魚が消えている。

 釣りたての魚を食べ付けてきたせいだろうか、スーパーの魚は我が家では人気がない。「臭い」「古い」と散々な評価を受けている。もちろん生魚なので新鮮なほうが有利にきまっているが、ちゃんと処理していればものによっては時間がたってからのほうがおいしいものもあるのだが、気分の問題もあり、仕方がないか。

 カレイ、メバル、イサキのシーズン。何とか時間を作り、さらに体力を温存して海に行きたい、と思う。

 

 この時期の旬の食材の一つにアサリがある。

例年、我が家では晩春から初夏にかけて潮干狩りにゆき、大量のアサリを取ってきている。昨年は、木更津のアサリは水グモ被害でさんざんだったが、今年は大丈夫な様子。

アサリの用途は非常に多いが、ガーリック、バター、白ワインで蒸すとスープも美味しい。 

 しかし、今年はバター不足が深刻となっており、アサリのワイン蒸しが危機にさらされている。スーパーの食品売り場に行ったら、バターの棚に「おひとり様一つ」という張り紙。

 業務用バターが不足、高騰したのは、昨年末のクリスマスシーズンだが、いよいよ家庭にも影響が押し寄せている。

 

 バター不足の理由はいくつかあるが、その一つが牛乳の消費量の落ち込み。農水省は、供給過剰に対して乳牛を減らして減産を指導したが、中国などで乳製品の需要が高まったことで、国内でも生乳がチーズなどに使われるようになり、バター不足を生んでしまった。

 供給源が生き物であるため、出荷量をすぐに増やすことはできず、最低でも2年はこのひっ迫した状況が続くといわれている。

 

 もう一つの理由にエネルギー価格高騰や異常気象を背景とした飼料穀物価格の高騰がある。

 酪農家もこうした状況下ではおいそれと増産に向かうこともできずに状況は非常に厳しい。

 農水省の指導力に対する批判の声も高まっているが、事はそう簡単ではない。13日に「食料・農業・農村白書」が解禁されるが、そのあたりのことは書いてあるのだろうか。農水担当記者に聞いてみよう。

 

原油高騰 → 米経済へたれ → 日本経済へたれ

 

 バター高騰の一要因ともなっている原油価格の高騰だが、「景気の減速感が強くなれば安くなる」という楽観的な見方もあった原油相場は、世界的な需給ひっ迫感もあり「簡単には収まらない」という状況に変わりつつある。


 先週のNYの原油先物相場は、①ドル安傾向を背景に資金流入が活発化②新興国需要への期待感③産油国ナイジェリアの政情不安―などを背景に、1バレル=126ドル台へと最高値更新が続いた。

 1バレル=200ドルを予想するシンクタンクレポートも出始め、行き過ぎを恐れたOPECでも増産検討をにおわせ始めたが、そんな空手形では不安は消せない。

 

 米国では、原油価格の高騰でインフレ懸念が高まり、ガソリン価格の上昇が個人消費を低迷させるとの見方も広がりつつある。

 また、AIGがQ1で過去最大の赤字を計上したことも加わり、再び金融セクターに対する懸念が再燃するなど、米景気に対する不安材料が増えている。

 

 金融当局が景気減速をあっさりと認めた米国の3月の貿易赤字は3カ月ぶりに減少した。しかも、輸入の減少幅は過去最大。原油価格がこれだけ高騰しているにもかかわらずの大幅減少は、内需鈍化、米国経済のくたびれ度を表している。

 

 米国の消費が減少することは、地球環境にとっては良いことなのだが、日本経済にとっては悪いことだ。

 20年3月期決算発表は15日にピークを迎えるが、3分の1が発表した8日時点で新光総合研究所がまとめた結果では、連結売上高の合計が前期比8・5%増、経常利益が5・4%増、最終利益は14・3%増。6年連続の増収増益となる見通しで、経常利益は5年連続で過去最高を更新する見込みだ。

 つまり、春先までは景気は良かったようだ。少なくとも数字上は。

 

 16日に発表されるQEも、民間シンクタンクの予測では前期比プラス0.5%(年率2.1%)~0.9%(同3.8%)で3四半期連続のプラス成長は確実な様子。ところが、4月以降は、日銀をはじめ、民間企業の見通しも弱気となっている。

 新光総研の集計でも、東証1部上場の3月期決算企業(金融を除く)の平成21年3月期業績予想は、経常利益の合計が前期比5・6%減と7年ぶりに減益に転じる見込みだ。

 サブプライム問題、原油高、原材料高、円高の逆風の前に、経常利益ベースで輸送用機器が24・9%減、精密機械が4・7%減、鉄鋼が20・9%減、非鉄金属が23・0%減と大幅な減益を見込んでいる。非製造業でも電力・ガスが19・6%減の減益を見込む。

 

 頼みの綱は中国など新興国需要で、この市場との取引が多い企業は増益を予想する。

 例えば、VHSで1985年に過去最高益を記録して以来の好決算となった松下電器産業。輸出産業である松下にも逆風の3点セットは吹き付けるが、プラズマやデジカメなどの商品は新興国が好調で現地生産も増強している。同市場向けは19年度が21%増、今年はさらに25%増を見込んでおり増収予測だ。

 これに対して現地生産の生産能力不足で減益見込みを発表したのがトヨタ。急拡大する新興国需要に追いつかずに日本からの輸出が増加。為替リスクにさらされたためだ。しかし、委託生産もしやすい家電製品と工業製品の集大成ともいえる自動車では、生産体制の増強事情も異なる。一朝一夕には解決しない。

 

■Jパワー問題に思う投資ファンド対策

 

 Jパワー株の買い増し計画に対して、政府から中止勧告を受け、それを拒否したTCIに対しては週明けにも外為法に基づく中止命令が出される見通しで、TCIが命令への不服を申し立てるかどうかが焦点。

 この問題については「公益性」と「外資への門戸開放」で意見が対立している。

 

 ここからは私見。

 何を「公益」とするかの議論はあるだろうが、例えば、公共インフラに対する投資については、外資規制ではなく、長期投資を前提に規制したらどうだろうか。

 国益や国防の観点から外資規制が行われるのは国際的にも当たり前だが、それに抵触しない限り、5年以上とか10年以上とかの投資期間を定め、単なるサヤ抜きの投資家を排除するための法整備を行ってはどうだろう。

 

 TCIは投資期間を3-5年としており、電力インフラにとってそれが長いかどうかを判断する知識を私は持ち合わせてはいないが、ファンドという性格上、やはり、利益を出さざるを得ず、それゆえに投資先企業に無理な要求をしないかどうかが懸念される。

 

 例えば、通信に対する投資がなされたとして、利益優先であれば、インフラ整備には一定の制限を設けて、契約者数を増やすことが要求されるだろう。

 こうなれば、その通信インフラの質は損なわれるが、この一方で、一定の利益が出たところで投資ファンドが手を引けば、投資対象企業の将来性をも殺してしまう可能性がある。

 企業だって正当な投資家要求であれば受け入れざるを得ない。問題となるのは、利益を優先するあまり、企業の生存を脅かすような常識を超えたリターンを求めることだ。つまり、この種の問題は、日本の閉鎖性云々ではなく、ファンドの目的や品性がによるところが大きいと思うが、どうだろうか。

 

 

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川原医師から元気をもらう

2008/05/02 13:49

 


 

2日

(金)

【決算】

三菱レイヨン

 
     

三井物産、兼松

     

出光興産

   

統計

日銀当座預金増減要因

 
     

米失業率(4月) 5.1%

 
     

米非農業部門雇用者数変化(4月) -0.8万人

 

3

(土)

国際

ADB総会(マドリード)

4

(日)

     

5

(月)

 

立夏

 

6

(火)

     

7

(水)

会見

マイクロソフトのビル・ゲイツ会長来日

   

外交

胡錦濤歓迎昼食会(経団連

 
   

発表会

資生堂マキアージュ ファッションショー(恵比寿ガーデン)

 
   

【決算】

帝人

 
   

統計

帝国データバンクの景気動向調査

 

8

(木)

会見

新日鉱HDが中期経営計画

 
   

外交

胡錦濤歓迎昼食会(日中友好7団体)

 
   

発表

不公正貿易白書(経産省

 
     

西条秀樹がファイザーの脳卒中予防大使に(新宿西口広場)

 
     

NECノートPC内覧会

 
     

東芝経営方針説明会

 
   

市場

TCIの弁明書提出期限

 
   

【決算】

三菱ケミカル

 
     

旭化成

 
     

オリンパス、三井造船

 
     

武富士、アコム、セブン銀行

 
     

トヨタ自動車

 
     

ソフトバンク、NTT都市開発

 
   

統計

BOE(英中銀)政策金利 5.00%

 
     

ECB(欧州中銀)政策金利 4.00%

 
     

卸売売上高-3月 1.10%

 

9

(金)

発表会

ソニーのデジタルコンテンツ配給事業

 
     

マツダが新型車の車名発表会

 
   

【決算】

住友化学、三井化学、三菱製紙、東レ、武田薬品

 
     

オリックス、三菱UFJニコス

 
     

味の素、日清オイリオ

 
     

コスモ石油

     

NTTデータ

 
     

JAL

 
   

統計

外貨準備高(4月)

 
     

景気動向指数(3月)

 
     

景気先行指数-3月(速報値) 54.50%

 
     

景気一致指数-3月(速報値) 70.00%

 
     

貿易収支-3月 -623億ドル

 

10

(土)

     

11

(日)

国際

G8労働相会議(新潟)

 

12

(月)

会見

大和証券グループ経営説明会

 
     

道路財源関連法案が再可決

 
     

トヨタがアルファード、ヴェルファイア発売

 
   

【決算】

富士通、ケンウッド、ニコン、シチズン

 
     

いすゞ

 
     

住友不動産、大京

 
   

統計

企業倒産件数-4月(前年比) 8.00%

 
     

景気ウォッチャー調査-4月(現状判断DI) 36.9

 
     

景気ウォッチャー調査-4月(先行判断DI) 38.2

 
     

工作機械受注-4月(前年比/速報値) 3.30%

 

13

(火)

【決算】

日立、パイオニア、住友重機

 
     

日産(中期経営計画も発表)

 
     

NTT持ち株

 
     

JR東日本

 
   

統計

小売売上高-4月 0.20%

 

14

(水)

【決算】

ソニー、IHI

 

15

(木)

【決算】

NEC

 
   

【決算】

みずほ

 

16

(金)

【決算】

三井住友

 
   

統計

2人以上世帯家計調査(19年度)

 

 

  政治が拍車をかけたガソリン騒動

 

 ガソリン高騰による混乱に無用の拍車をかけたのが政治の混乱。業界、庶民ともに無用の混乱に直面し、1カ月のガソリン安を生む半面で損失にもつながった。

 ガソリンスタンドは下げたくもないガソリンを下げて損失を出し、元売りも給油のために不要なタンクローリーを増強した。消費者は時間を失った。国は税金の減収分を穴埋めするために赤字国債の発行を迫られそうな状況だ。

テレビでは値上げ直前の30日に、スタンド前に並ぶ車の列を映したが、満タンにしてもその差額は1500円。個人の経済状況や価値観にもよるだろうが、個人的には並ぶ価値なないと思う。時間がもったいないから。

 いつも給油している近所のガソリンスタンドも特に行列ができたという様子はない。日本国民は成熟している。

 この一方で幼稚きわまりないのが政治。一連の無用の混乱を生み出した元凶だ。「国民のため」と言ってガソリンを政争の道具とした民主党、それを防ぎきれなかった自民党、両方ともダメだ。福田内閣の支持率が20%を切りそうだが、野党を支持する気にも到底なれない。

 ところで日本のガソリンの税負担率は課税強化が進む欧州各国に比べると安く、OECD加盟29カ国の中では6番目に低いそうだ。

 主要国でもっとも高かったのは英国の248円/L(2008年2月)、独が224円、仏が219円で、確かに日本の153円はかなり安い。何かのアンケートを扱った記事で「200円までは我慢する」という声が多かった(ちょっと不正確)が、160円/Lの価格は許容範囲なのかどうか。

 

■決算ピーク

 

15日が決算発表のピークだが、笑いがとまらないのが商社。すでに発表された大手5社の決算は、原油や鉄鉱石などの資源高、新興国のインフラ投資需要が追い風となり各社とも過去最高益を計上している。

 一方で、円高、原料高、米国経済の低迷のあおりをうけて下方修正するメーカー後を絶たず、今期決算はかなりの格差がつきそうだ。日銀が景気への警戒感を強め、成長率を1.5%に落としたが、街中の景況感が悪くなることはほぼ確実。忘年会シーズンにタクシーが客待ちの列を作る状況になるのではないか。

 最近の景気のカギを握っているのは資源で、中国などは積極的な「資源外交」を展開している。最近の社内会議で「ある国際会議で欧州が、中国は1930年代の日本のようだ」と批判していたと聞いたが、経済成長には資源争奪戦が当面の大きなカギとなる。

しかし、メタンハイドレートとかヘリウム3とか常温核融合とか、SFの世界ではおなじみの新燃料が登場したら現在の世界情勢は大きく変わるのだろうか。

 

■アフリカと資源外交

 

その資源争奪戦の舞台となっているのはアフリカ。5月28~30日の日程で、横浜でTICAD(アフリカ開発会議)が行われる。1993年に日本、国連、世界銀行などとの共催で始めた会議で今回が4回目。

今回の分科会は、「成長の加速化」(インフラ、貿易・投資、農業)、「人間の安全保障の確立」(コミュニティー開発、保健、教育)、「人間の安全保障の確立」(ガバナンス・民主化支援)、「環境・気候変動問題への対処」(緩和・エネルギーアクセス)。アフリカの資源は日本にとって魅力的で、活用したいという思いで考えると、中国も日本も変わらないのだろうが、「1930年代の日本」的手法は論外だ。

 

 アフリカとの関係強化というと的確ではないし、思いは全くことなるのだろうが、結果的に日本とアフリカの関係強化に大きく貢献されている方とお会いすることができた。

 スーダンで医療活動をする医師の川原尚行氏だ。

 苦労話も聞いたがとにかく前向き。「アフリカの人は、戦争に負けて復興した日本のようになりたいと目指している」とおっしゃられていたのが印象的だった。

「乾杯」を熱唱する川原先生からは、大いなる元気をいただいた。

 以下は2007年5月28日に掲載された川原先生の紹介記事だ。

 

 

NPO法人設立、川原尚行さん 目の前で苦しむ人救いたい

20070528 産経新聞 東京朝刊 社会面

 スーダンで無医村巡回
 アフリカ北東部スーダンで医療活動をする医師、川原尚行さん(41)が一時帰国し、各地を回って支援を求めている。アフリカの日本大使館で医務官として勤務後、外務省を退職。1年2カ月前に特定非営利活動法人(NPO法人)「ロシナンテス」を設立した。困難な環境で現地病院の支援や無医村への巡回診療など地道な活動を続けている。
 九州大で外科医になり、大学院修了後の1998年から3年半、在タンザニア日本大使館の医務官を務めた。ロンドン大で熱帯医学を学んだ後、02年に再び医務官としてスーダンへ。
 当時、アラブと非アラブの対立を背景にした内戦が20年近く続き、国は疲弊していた。国民は満足な医療を受けられず、栄養失調やマラリアなどの感染症が蔓延(まんえん)し、医療技術の不備も目立った。
 しかし、川原さんの診察は職務上、大使館職員ら日本人に限られた。「目の前にスーダンの患者が山ほどいるのに診ることができないなんて」。05年1月、外務省を退職。現地での活動を開始した。
 母校、福岡県立小倉高のOBや九大医学部の関係者らの支援を受け、06年4月にロシナンテスを設立。無医村の巡回診療や有効期限を残して捨てられる日本の災害備蓄医薬品、中古医療機器の活用に取り組む。医療関係者や学生の交流はこれまでに両国合わせて約30人にのぼる。
 現在は今年初め、スーダン・ガダーレフ州の無医村、シェリフ・ハサバッラにできた診療所の立ち上げ準備に忙しい。水道も電気も通っていない土地。パイプを埋めて井戸から水を引き、発電機を設置して夜間も診療ができるようになった。
 「今はロシナンテスが医薬品の購入費用などを負担しているが、将来は診療所の収入でまかなえるようにしたい」と川原さん。感染症や母子保健対策のシステム構築が今後の大きな目標だ。
 村長のハサンさん宅の敷地内に建ててもらった小屋で現地スタッフ4人と生活する。現地での生活を通して「人と人とのきずなや自然との調和、潔く運命を受け入れることの大切さを学んだ」という。
 高校時代はラグビーに熱中し、主将を務めた。今は後輩たちが国内外で川原さんの活動を支えている。2年後輩の霜田治喜さん(39)は現地の事務所を切り盛りし、やはり後輩の海原六郎さん(39)は北九州市の事務局を守る。活動当初、住まいに居候させてくれたユニセフ職員、竹友有二さん(40)もラグビー部の後輩だ。
 ロシナンテスの名称は物語「ドン・キホーテ」に出てくるやせ馬「ロシナンテ」に由来する。「一人では無力だが、力を合わせれば何かを変える力になる」という思いを込めた。
 小学校養護学級教諭の妻、佳代さん(41)と中学3年、中学1年、幼稚園児の1男2女は地元、北九州市に残している。帰国しても講演などで忙しく、末娘から「今度はいつ帰ってくるの」と聞かれるのがつらい。6月18日までの約1カ月半の滞在期間中、教育機関や医療関係者向けに25カ所で講演をこなす。
 ロシナンテスの運営費はすべて寄付。昨年は約2600万円が集まった。「今後の活動に最も必要なのは人材。多くの若い医師にスーダンに来てもらいたい。最新式の医療機器がないアフリカの医療から学ぶことは多いはず」と川原さんは訴える。
                   
 ロシナンテスは協力会員を募っている。年会費は個人3000円、学生1000円、団体は3万円。問い合わせは事務局(電)093・922・6470。ホームページはhttp://www.rocinantes.org。

 

■その他、ADB総会やゲイツ会長来日

5月3日から6日までマドリードで開催されるアジア開発銀行ADB)総会など一連の国際会議。米サブプライム(高金利型)住宅ローン問題に端を発する国際金融市場の混乱が続く中、通貨危機の再発を防ぐため、通貨交換協定の強化など地域金融協力を中心に議論。農産物の価格高騰を受け、食料の安定供給や、地球温暖化など環境問題への対応も焦点となるそうだ。

特に5、6日のADB総会のメーンの議題は食料などの価格上昇。エネルギーと並び、食料高騰は全世界的な問題となっている。食料については、米国に次いで無駄の固まりである日本人の一人として、じっくりと食について考えてみたい。

 

 最後にビル・ゲイツ会長の来日。滞在時間はわずか10時間で、記者会見はわずか25分間だが、ヤフー買収の件もあり注目度は高い。

 ゲイツ会長は7月に経営の第一線から退くと宣言しているため、会長としての来日は最後となる。

 マイクロソフトのヤフー買収は、MSが回答期限と迫った26日にも何ら進展はなかった。ヤフーはグーグルと広告事業で提携するなどの動きを見せているが、独禁法のからみもあって大きな進展は恐らく難しい。

 一方、気になるのが米国とは異なり絶好調のヤフージャパンを傘下に持つソフトバンクの動き。通信やネット分野で中国企業との距離をつめており、ヤフーを活用して、アジア市場で米国とは異なる事業展開を狙うのではないか、と勝手に想像している。

 

 

 

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銀座の夜は賑わっているが…

2008/04/27 15:07

 

28日(月)

商業販売統計(3月)

 
 

【決算】富士通、松下電器産業、TDK、富士フイルム、HOYA、富士重工業、三菱重工業、住友金属工業、信越化学工業、王子製紙、日本製紙、三井金属、住友金属、新日本石油、中部電力、東北電力、JR東日本JR東海、大和証券、TOTO、三井ホームなど

 

29日(火)

FOMC

30日(水)

日銀展望リポート(4月)

 

失業率(3月)

 

有効求人倍率3月)

 

家計調査(3月)

 

鉱工業生産指数(3月)

 

自動車生産輸出実績(2007年度)

 

【決算】三菱電機、セイコーエプソン、コマツ、川崎重工業、北越製紙、双日、伊藤忠商事、丸紅、住友商事、三菱商事、JR西日本ヤマト、全日本空輸、三井不動産、三菱地所、東京電力、関西電力、ヤマハ、Jパワー、ディー・エヌ・エー、資生堂、テレビ朝日など

 

日銀政策決定会合

 

ソフトバンクモバイル「JAPAN TEXTURE」発表

 

01日(木)

八十八夜

 
 

新車販売台数(4月)

 
 

毎月勤労統計(3月)

 
 

【決算】JT、カシオなど

 

02日(金)

サマータイム導入(1948)

 
 

マネタリーベース(4月)

 
 

米雇用統計(4月)

 

米製造業出荷・在庫・受注(3月)

 
 

【決算】出光興産、三井物産、ケンコーコム、など

 

03日(土)

博多どんたく

 

04日(日)

   

 

  街中の景気

 金曜の銀座の夜。コリドー街はサラリーマンやOLであふれ返っていたが、終電間際の地下鉄は朝のラッシュ並みの混雑。タクシーで帰宅するほどの景気の勢いはないようだ。さきほど、テレビの経済討論番組で、日本の労働人口の25%が年収200万円以下と格差社会が景気低迷の元凶と指摘していたが、将来不安の中で消費が伸びないのは無理もない。景気に力強さはでない。

 

 銀座とは構成人種が異なる土曜日の六本木は、相変わらずの混雑。ライブドア騒動に始まって、村上ファンド楽天騒動と、個人的にはあまりいい思い出がない六本木ヒルズだが、森ビルの五周年イベントもあってか“六本木な方々”に加えて子供づれでもちらほら。

 親子連れのお目当ては屋上開放だろう。前日お邪魔させていただいたが、238メートルの屋上からは、東京タワーの特別展望台(250メートル)を間近に見ることができ、東京が一望できる。森ビルの方にうかがうと「夜は東京の街が星空のよう」とのことで、デートスポットになること疑いなし。

もっとも、ヘリポートを中心にぐるりと遊歩道が設置されているだけなので、それほど時間をつぶせるわけでもない。1500円はちょっと高いかなという感じだ。

 

 話はそれるが、地上238メートルでは携帯電話がほぼ使えなかった。当日、ドコモが×、auも×、イー・モバイルは当然×。(あいにく、ソフトバンクとウィルコムの保有者はいなかった)。

 アンテナは3本建っている場合もあり必ずしも電波が弱いわけではなさそうだが。以前、高層ビルは、携帯電話が利用している一番近い基地局だけではなく、いろいろな基地局からの電波を拾ってしまうので干渉を起こしてしまうためという説明を受けたことがあるが、そうだったのかもしれない。指向性の強い基地局でも設置してくれれば解決しそうだが。

 

小雨交じりだったので屋上へは上らずに人の入りもまずまずのミッドタウンを通り、国立新美術館でやっていたモディリアーニ展へ。ここも入館料1500円。たっぷり2時間楽しんだ。個人的には六本木ヒルズの屋上の数十倍のコストパフォーマンスがある、と思う。

 

アーモンド形の瞳、細くて長い首、まがった顔、なで型…というおなじみの作品に加えて、彫刻家を目指していた初期の時代のデッサンなども盛りだくさん。ギリシャ建築の女人柱のカリアティッドと呼ばれる彫刻風のデッサンでは、当時のフランス新聞紙に描かれた作品もあった。画材に割く金がなかったのか、デザインとして面白いと思ったのかは定かではないが、400枚余りのモディリアーニ作品の一点。一枚の新聞紙がかなりの価値を持ったのだろうな、と下世話な想像。

 入場制限していたモネ展のような混雑ではなく、そこそこの入りで楽しめる。お勧め。

 

 そのあと回った東京駅前の大丸の洋菓子売場は初詣のような混雑。この売り場に限っては売り上げはいいと思うのだが、今度、担当記者に聞いてみよう。

  決算織り込み済みで株式市場は小幅上昇基調か

 

 街中の景気はまだら模様の様相だが、本格化している3末決算も同様。

 輸出型企業を中心に業績の下方修正が相次いでいるが、JFEの決算で驚かされたのが、「原燃料高の影響を鋼材値上げでどこまで補えるか不透明なため」として業績予想を開示しなかったこと。鉄鉱石や原料炭がまさにぶったくりの状況となっているためで、需要増の追い風を受けてきた鉄鋼業界の経営のかじ取りは、なかなか難しい海域に入った様子。ここ数年の好業績に支えられてきた輸出型企業の今後は要注目だ。

 

 この一方で、笑いがとまらないのが商社で、「儲けすぎ」の声も出ているほど。商社決算の集中日は30日水曜日。

 今後、全体としては1割程度の業績減となるという予測もあるが、ほとんどの企業が5月15日までに3月期の決算発表を終えれば下方修正の全体像が出る。

 これは当然、ネガティブ要素だが、市場はすでに織り込み済みで動いており、「野村證券のインサイダー」などという企業の信頼の根幹を揺るがす大事件がない限り、週明けの連休相場は14000円台回復も予想されている。

 

  FOMCと日銀

 

世界の景気低迷の引き金を引いた米経済の先行きはなお不透明。29、30日のFOMCでも、「かなりの景気減速」、「緩やかな景気後退」と潔い米国の政策金利が2.25%から2.0%へとさらに引き下げられる見通しだが、その次は見えない。

 減税の小切手効果を見極めるために、これまで機動的に行ってきた利下げをいったん休止と見る向きもあるが、年内に1%台への利下げが実施されると見る向きもある。0.25%でとどまれば危機は収束、そうでなければ泥沼か。

 

 一方の日本の景気。盛り場の景気はそこそこの様子だが、やはり全体では減速している。特に地方経済の疲弊は深刻とか。

 地方の中心都市であっても「クレーンがたっていない」、「オフィスが埋まらない」という声が聞かれる。

日銀が同日発表する展望リポートでは、昨年10月に2.1%成長としていたGDPの実質成長率見通しを1%台半ばとすると予想されてる。もちろん、金融政策についてもこれまでの利上げ路線を修正。低成長を予想すると見られている。ちょっと前まで話題の中心だったデフレだが、油や食糧高騰から消費者物価が上昇しており、消費者物価上昇率も10月の0.4%から上方修正される見通し。

 ところで、4月と10月に公表されるこのリポートは9人の政策委員の予測。今回は政治の混乱で副総裁と審議委員がそれぞれ一人ずつ空席となっているので7人の予測となる。精度低下はないのか。

 

 30日の失業率、有効求人倍率の予想は横ばい。しかし、住宅着工件数や鉱工業生産はマイナスが予想されており、先行きは明るくない。

企業が景気減速を吸収できなくなり、固定費にメスが入ることになれば、個人消費が低迷し、リセッションという悲観的なサイクルが始まることになる。

 

 銀座からも人が減り、六本木からもということになりそうだが、銀座はともかくとして、富裕層の集中する港区がさびれるような事態になったら、日本経済は本当に深刻だろうな。

 ということでゴールデンウィーク最初の週が始まる。

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今週は「景気」と「ヤフー」

2008/04/18 20:29

 

20日(日)

イミョンバク韓国大統領が来日

 

21日(月)

トリンプ秋冬物発表会

 
 

郵便で送れるキットカット新商品

 
 

19年度コンビニ売上高

 

PC向け地デジチューナー、バッファローが発売

 

MVNO戦略発表 日本通信

 

イミョンバク韓国大統領とランチ(経団連

 

22日(火)

サザエさん連載開始(1946年)

 
 

飼料自給率向上会議

 
 

ファイザーの禁煙薬「チャンピックス」

 

地球環境大賞発表

 
 

富士通パソコン内覧会

 
 

全銀協会長就任会見

 
 

19年度スーパー売上高

 

イミョンバク韓国大統領歓迎昼食会(経団連

 

23日(水)

貿易統計(19年度分)

 

【決算】カブドットコム証券

 
 

中小企業景況感調査

 

24日(木)

【決算】ダイハツ、日野、スズキ

 
 

【決算】SBIグループ

 
 

【決算】東芝、日本ビクター、シャープ、エルピーダ

 
 

【決算】キッコーマン

 
 

【決算】KDDI

 

25日(金)

CPI(3月)

 

【決算】ホンダ、マツダ、三菱自工

 
 

【決算】野村證券、松井証券

 
 

【決算】紀文フードケミファ

 
 

【決算】NTTドコモ

 
 

【決算】東京ガス、四国電力、北海道電力

 
 

【決算】日本郵船、商船三井、川崎汽船

 

26日(土)

長野聖火リレー

 

MSのYahoo買収提案期限

27日(日)

衆院山口補選

 

  潮目を迎えた日本の景気。減速か後退か

 

印象としてはじりじりと悪化している感を受ける。米国はすでにリセッション入りとの見方が固まりつつあるが、日本は減速⇒停止⇒後退の過程にあるのではないか。

 

連邦準備制度理事会FRB)のバーナンキ議長が、今年前半に米経済成長がマイナスに転じて景気後退を迎える可能性を示唆。「下半期から持ち直し、09年には潜在成長率をやや上回る可能性ある」と予測した。

大田弘子経済財政担当相も、「米景気は減速から後退懸念が強まっている」と認識を一段階悪化させ、「これがどれくらいの期間続くかで日本経済への影響は異なる。心配しながらみている」と指摘した。


 日本の景気はどのような状況かといえば、18日に発表された「4月の月例経済報告」では、「足踏み状態」と前月と同じ表現で据え置いた。

同日の日銀支店長会議では、「当面は減速が続くものの、その後穏やかな成長経路をたどる」と、「緩やかな拡大」から「減速」へと悪化させた。

 

景気低迷のバロメーターの一つに消費があるが、来週はコンビニ、スーパーの売上高統計が発表される。

18日に発表された3月の全国百貨店売上高は前年比1.2%減。天候不順の影響を受けた婦人服、株式市場低迷を背景とした美術、貴金属などの売れ行き不振が要因。株式市場の低迷で高額品の購入層である高齢層の財布のひもが堅かったようだ。


 2月のコンビニ、スーパーの売上高は、うるう年で一日増えたこともあり、コンビニが前年比1.2%増と5ヶ月ぶりに前年を上回り、スーパーも同1.9%増と26カ月ぶりの前年比クリアとなったが、食料の値上がり、低調に終わった春闘の結果なども逆風となっており消費マインドは高くはない。


 円高や原料高騰に悩む日本企業を取り巻く状況は厳しく、米国への輸出は厳しさを増す一方で、輸出関連企業は業績下方修正続出。週後半から始まる3月期決算は要注目。

米国のへたれを新興市場がカバーできるかどうか。2月の貿易収支は前年比0.9%増だったが、3月の貿易統計ではそのあたりを読み取ることができる。


 昨年10月から上昇に転じた消費者物価。すでにデフレ云々という議論ではなく、景気が弱くなる中でインフレ懸念となっている。食料品の値上がりなどが消費のブレーキになっており、5月に一気に160円台と過去最高値を記録しそうなガソリン価格の動向も気になるところだ。企業の賃上げが低調な中での物価上昇は消費者心理にとって悪影響。増税や医療費の負担増なども重なり、「輸入オレンジやワインが下がった」といわれても購入意欲は高まらない。

 

  消費を掘り起こせる商品は…

 

こうしたなかで消費者心理をくすぐりそうな商品発表もある。

受験生の定番となったキットカットは郵便として送れるキットカットを投入。キャンペーンには北乃きいを起用。チョコレートをそのままポストに入れられれば…、いったい何に使うんだ?

バッファローのPC用地デジチューナーは、ありそうでなかった製品。薄型テレビが必要ない学生さんや2台目需要が期待できるか。同種の商品でアナログ放送と地上デジ用は出ているが、地デジは初めてとか。コピールールはどのようになるのか。YouTubeへの違法投稿が増えそうな気もする。


 これは法人需要が中心だが、日本通信のMVNOにも注目。ノキアやモトローラなどの海外端末を独自に入れるのか、ふるさとケータイ支援を行うのか。嫌がるドコモから借りた回線で、ドコモ以上のサービスを提供できるのかどうか。


 ファイザーの経口禁煙薬「チャンピクッス」。これまでのニコチンを補充することで禁煙に結びつける手法ではなく、脳内でニコチン依存に関連する受容体に作用することで禁煙させようというものだそうだ。すでに60カ国以上で承認されている薬だが、鬱状態になったり自殺願望を抱いたりするとの警告が出ている。

 

■ ヤフーの運命やいかに

 

 マイクロソフトによるヤフー買収劇はいよいよヤマ場。マイクロソフトが要求受け入れ期限を26日に設定し、拒否すれば敵対的買収に乗り出すと宣言しているが、ヤフーが22日、マイクロソフトが24日に1~3月の決算発表を予定しており、ヤフー決算が予想を下回った場合、株主らの売り圧力が高まることは必至だ。

 
 長野の聖火リレーは中国人留学生2000人、大量の取材陣で大変なことになりそう。右翼の街宣車も集まるだろうし。

 
 そして締めは衆院山口補選。弊社の政治部では、現在のところは五分五分との見方をしているが、景気が重大局面にさしかかる中でいつまでこの政局が続くのか。経済部としては実に腹立たしい状況が続く。

 

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来週の予定 ディズニーランド開園25周年など…

2008/04/12 15:11

 

14日(月)

春の高山祭り

金融政策決定会合議事録要旨(3/6~7分)

3月の米小売売上高

ウィルコム ウルトラモバイルPC発表

19年度投信販売概況

百貨店決算

15日(火)

東京ディズニーランド開園25周年

3月の米卸売物価指数

経済財政諮問会議

日本自動車工業会 乗用車・二輪の市場動向

中小企業動向調査(日銀)

カーボン・オフセットフォーラム発足

19年度の電力10社の発受電実績

16日(水)

国際フラットパネルディスプレイ展

3月の米消費者物価指数

3月の米住宅着工件数

3月の米鉱工業生産指数

ミラノサローネ 国際家具見本市

17日(木)

アポロ13号奇蹟の生還(1970)

G8ビジネスサミット共同宣言とりまとめ(経団連

全銀協会長お別れ会見

18日(金)

霞が関ビルオープン40周年(1968)

IHI臨時取締役会

NTTドコモの新コーポレートブランド発表

消費動向調査

日銀支店長会議(さくらリポート)

電力需要実績 19年度

19日(土)

円が戦後最高値更新 1ドル=79円75銭(1995)

20日(日)

李明博韓国大統領が来日

 

 

■ 米国のリセッションが日本に広がるか

 

 景気指標が目白押し。G7でも「世界経済は引き続き困難な時期に直面」「短期的な経済見通しは悪化している」という声明が出されるなど、世界経済の減速・後退はもはや明確。最初は、米国の落ち込みを新興市場がカバーするという楽観論も聞かれたが、幻想だったようだ。

 2月の米小売売上高は前月比0.6%減と予想以上に悪かったことで市場ではリセッション懸念が強まったが、3月予想は+0.1、横ばい程度の予想が多い。

 ガソリン価格の上昇、住宅市場の悪化、失業率悪化による所得の伸びの鈍化などがどの程度、個人消費に及んでいるのかに注目。米国個人消費GDPの70%を占めるだけに、注目だ。


  このほか、16日の米住宅着工件数は前月106.5万戸から102万戸にさらに減速が予想されているほか、鉱工業生産も-0.1%予想となっており、米景気減速感は定着しそう。

 とある日本の金融大手の会長さんは、米経済の底打ちは今年の秋と見ていたが、米金融業界の再編が起爆剤となる必要があるとの見方も強く、今年度は波乱の年になりそうだ。

 
 一方、今週は、国内景気を探る経済指標も数多く発表される。月曜の投信概況は、サブプライムの影響で、元本割れの危機に直面する投信が続出するなかで販売額の落ち込みは確実。相場低迷で売れず、安い水準で解約したくない投資家心理から売買自体が細っており、取扱金融機関にとっても当面は頭の痛い問題となりそう。


 また、18日の消費動向調査、日銀支店長会議などにも注目。週内には4月の月例経済報告関係閣僚会議が予定されており、3ヵ月連続の下方修正の可能性もある。米国のリセッションは、確実に日本をも襲う。

 

  ウィルコムの新型端末に期待

 

月曜の注目は、ウィルコムのウルトラモバイルPCCESでも注目されていたAtom搭載の新端末。イー・モバイルに食われてシェアを落としまくっている同社の起死回生につながる端末かどうか。ちなみに、イー・モバイルHTCの端末は、ハードの動作速度に課題を抱えている(と思う)。

 
 携帯電話業界でもう一つの注目は18日のNTTドコモのCI。「ドコモ2.0」というキャンペーンは今ひとつ受けが悪かったが、コカコーラから人材を引っ張ってきてじっくりと腰を据えた内容という。シェアが50%を割り込むなど、長らく冴えない状態が続く同社だが、3.9G時代を控えた心意気を感じることができるものとなるかどうか。


 霞が関ビルが40周年を迎える。36階建、147メートルのビルで展望台は有料だったと記憶しているが、サウジアラビアの王子が1.6kmの高さのビル建築計画を発表している。オイルマネー恐るべし。

 
 ディズニーランド開園25周年も感慨深い。2007年度は2542万人と前年度に比べて入園者を39万人余減らしたが、アトラクションのリニューアルや新型の投入。周辺施設の開発など努力を続けており、日本のテーマパークのトップに君臨し続けている(ディズニー携帯はそれほど売れてないみたいだけど…)。

 

 

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